ミートホープ事件

数年前に起こった食肉偽造事件「ミートホープ社」の告発者である赤羽さんは最近仲良くして頂いている方の一人です。
お会いした印象として赤羽さんは非常に信念の強い方でした。その赤羽さんが先日、本を出版され送って頂きました。
本を読んで憤りを感じたのは、告発された側もした側も関係者の殆どが幸せになっていない事でした。
ミートホープ社は倒産で社長は懲役、従業員は全て解雇という悲惨な終結で、また、赤羽さん自身も現在は家族と離れて暮らしている状況に僕自身も何かモヤモヤ感が拭えません。
事件後、前よりも安全な食べ物が提供されるようになったのに功労者である方々の現状は残念でなりません。
僕自身も会社を経営していく中で、利益追求だけでなく考えていかなければならない事だと思いますが、今回の事件の正解はなんであったんでしょうか?